6年生の道徳は「〇〇しながら」です。みんなも複数のことを同時にやって、痛い目にあった経験はあるんじゃないかな?痛い目にあわなくても、失敗や注意されたことはあるんじゃないかな?
「スマホをみながら食事をしていて注意されました」「廊下をおしゃべりに夢中になっていたら、ぶつかってしまいました」なるほど~
<第1話>
宿題をやっていたわたし。8割がたできていたんだけど、今日は大好きなアーティストのライブ映像の配信日。ライブを見ながら宿題をやることに・・・。「ライブ見ながらで、頭に入るの?」とお母さん。
よくあるケースだね。では、この場面を再現してみよう!出演は劇団「雅子のお告げ」のみなさんです。
お母さん役のお友達「あら?ライブ見ながらで、大丈夫?頭に入るの?」
わたし役のお友達「・・・頭にはいらないわ」 なるほど。
それぞれ、演技をしてみて、どう思ったかな?また、まわりで見ていた人はどう思ったかな?
<第2話>
わたしと兄と父母の家族四人での晩ご飯中。学校であったことや楽しかったことをはなしながら食事をしていました。すると、兄もスマートホンが光ります。ゲームイベントの知らせです。はやく参加しなあかんと、ゲームをしながら食事をする兄。するとお父さんが「ゲームは食事が終わってからにしたらどうだ?」というと、兄は急いで食事を食べ、行ってしまうのでした。
これも「あるある」ダネー。このお話も再現してみよう。
注意するお父さん、注意される兄、それをみていたお母さん、妹のわたし、どう感じたかな?
お母さん役のお友達「せっかくつくったのに・・・って残念な気持ちになりました」
妹役のお友達「楽しいお話をみんなでしていたのに、台無しです」
4人の様子を見ていたお友達「なんか、兄のゲームのことで、雰囲気が一気に悪くなった気がします」なるほど~
<第3話>
友達を街を歩いているときに、横断歩道前で信号が点滅しました。わたしと友達は立ち止まり、次の「青」まで待つことにしました。すると私たちの横をふらつきながら時点が通り過ぎます。スマートホンを見ながらの運転でした。その自転車が横断歩道を渡るときには「赤」です。自動車が近づき、急ブレーキです。周りにいた人が「あぶないな~。命にかかわるぞ~」というのでした。
これまた、再現してみよう!
見ていたわたし役のお友達「事故になるかと、心配になりました」
まわりで見ていたお友達「めいわくだな~。自分がよくても事故になったら車の人が悪くなってしまうよ~」なるほど~
このように、何かをしているときに別のこともやりはじめて、問題が起きたことはないかな?
「ライブをみながら宿題」「ゲームをしながら食事」「スマートホンを見ながら自転車の運転」、二つのことを同時にやると、どちらかに気がいって、別のことがおろそかになる、そこが一番の問題みたいだね。三つのお話の問題を考え、今後の自分の生活にどのように生かすか、考えることができたね。
行動を見直して改善する、大事だね。自分の生活を振り返り、見つめ直す6年生の道徳でした。