2年生の算数は「時刻(じこく)と時間」です。
時刻(じこく)は,そのときの時計がしめす何時何分のこと。それに対して,
時間は時刻と時刻のあいだの何分たったか,何時間たったか,という時間の経過をあらわすものです。2年生ともなると,それぞれの時刻を読むことはできるお友達はたくさんいます。しかし,時刻と時刻の間の時間を考えるということはとても難しいことなんです。
「おきてから,学校へ行くまでの時間」「おきてから,学校に着く時間」「給食がはじまってから,終わるまでの時間」など時間は毎日の生活でとても大切なんです。
長い針が一周すると「1分」,短い針が一周すると「1時間」,「1時間」は「60分」。そこをふまえて,「9時25分」の①1時間後 ②1時間前 ③30分後 をみんなで考えます。
「今は〇時〇〇分です」と時刻をもとめる(知る)には「デジタル時計」が最適です。しかし,時間の概念,時刻と時間のそれぞれの意味,午前と午後の意味,などを学ぶには,やはり針の「アナログ時計」なんですよね~。
時刻と時間の意味,概念をしっかりつかむことが,生活の中で時刻と時間を正しく使うことになるわけです。だから,学校にある時計はすべて「アナログ時計」なんですよ。
とっても大事な学習です。ここが2年生の算数の第1関門だ!がんばれ,2年生!