６年生の国語は「帰り道」です。
 
　「帰り道」は，同じ出来事について二人の登場人物それぞれの視点で描かれています。視点の違いに着目して，登場人物同士がお互いにどう思っているのかを総合して，人物像をとらえていきます。じつは，この「帰り道」は新しい教材で，令和２年度に初めて導入されました。こういった構造の教材は，小学校の教材では初めて出会いと思います。国語の教材も現代的になりましたな～。
 

 

 
　「帰り道」は，同じ出来事について違う視点で描かれているので，登場人物それぞれのとらえ方や心情を読み取ることでお友達も初読の段階で視点の違いに気づいて，大変興味深さを感じるね。

「律」の視点から書かれた「１」と「周也」の視点から書かれた「２」で，共通点や相違点を見付けていくこう。そして，起こった出来事は共通しているけれど，それに対するとらえ方や心情が違うこと，それぞれの性格についてのとらえ方が違うことにも考えていこうね。がんばれ，６年生！。

　　自分は「律タイプ？」「周也タイプ？」，な～んて考えるのもええかもね。