6年生の社会は「公民的分野」です。小学校の社会というと,都道府県や歴史上の人物などを学ぶという印象ですが,じつは小6で「政治」「憲法」などを扱う公民的分野を学習します。
公民的分野はおもに「政治」「経済」「憲法」などが中心です。「政治」「経済」「憲法」は,自分たちの暮らしに直結する内容です。中学校では,「地理」「歴史」「公民」と分野別に教科書が別れていて,より詳細に学習します。小学校では,地理分野はおもに4年生と5年生,歴史分野と公民分野(政治、国際)は6年生で学習します。
小学生にとって公民的分野の学習は,なかなか定着が難しい内容と言えるんです。「政治」,「憲法」,「税金」等小学校のお友達にとっては
実感しづらい内容であることに加えて,理解の定着を促すような定番の「お助け教材」があまりないことも理由として考えられるかもしれんね。
地理的分野では日本・世界をすごろくで巡るゲームとか,地図帳で国さがしなど,歴史的分野では歴史上の人物の学習マンガなどは小学生に人気の鉄板お助け教材といえるけど,公民的分野ではこのようなお助け教材があまりないんですよね~。
今日は「内閣」です。内閣総理大臣は,=日本で一番えらい人,な~んていう印象もあるけど,そもそも「内閣」ってなんだろうね。
そこで,今日は「もし自分が内閣総理大臣だったら,各大臣をだれに頼みたいか?」を考えます。
「外務大臣か・・・,やっぱり外国に行くから英語が堪能な人がええんじゃね~」「となると・・・,英語の香保里Tだね」「俺ならマシューTだな」
なるほど,語学は必要だ。
「文部科学大臣には,勉強も大事だけどスポーツも大事だから,運動がよくできる人がええかもね」
「スポーツも大事だけど,やっぱり勉強も大事だよ。コウイチくんだな!」
「コウイチくん?だれ?」
「おれの兄ちゃん。勉強もスポーツも抜群だからね」
「それなら,うちの父ちゃんだな~。うちの父ちゃんは何でも知っているし,スポーツは何でもできるからね~」(笑)
この対話がええね。
みんな,なんとなく政治が身近なものになった気がするね。「もし自分が総理大臣だったら」で組閣を考え,まずは「関心をもつ」社会の学習,ええね。
「ニュース」では必ずと言うほど「政治」「議員」「総理大臣」「選挙」などの話題があるんだ。今日の勉強をきっかけに,ちょっと「ニュース」をみてみないか?
わたしは「スポーツニュース」が多いけどね,ドラゴンズが負けた夜,次の日の朝は見ないけどね。